この二つのペダルは興味ある方も多いでしょう。伝説化している ROSSコンプと、ROSSを伝説化するきっかけにもなった Keeleyのコンプとの比較レポートです。ついで世にも珍しい、ロバート・キーリー本人がモディファイしたROSSのコンプと3台を比較していきます。画像一枚目、左から【Keeley】→【ROSS by keeley】→【ROSS】の順で並んでいます。
★比較に使用したのは、[ Fender Jazzmaster ]→[ Spectraflex(シールド)]→[ ROSS or Keeley ]→[ Western Electric(パッチ)]→[ VOX:AC-30 ]です。
★まず、ROSSは MXRのダイナコンプのクローンであり、Keeleyは ROSSのクローンです。MXRのオリジナルは試した事はありませんが、現行品MXRと
ROSSを比べると話にならないくらいの差でした。。オリジナルは ROSSに近いんですかねぇ。。さて、まずはバイパス状態での音は、Keeleyは音痩せも極僅かで、音に張りが出る感じの『スルーバイパス』になっているのに対し、ROSSは中音がちょいと削れて、音の芯が丸くなるので原音が暖かくなったような印象を受けました。この状態で結構違うものです。
ROSS by keeleyもスルーバイパス回路です。 実際、「音痩せしない」という文句のスルーバイパス回路ですが、音は痩せますよ、確実に。っていうか、多分パッチケーブルやハンドでの解像度なんでしょうが。。しょうもないシールドを使ってる限り音痩せは感じられません。。
★んで、あとはほとんど効きが同じ...かと思ったら!!!....基本的なコンプのかかり具合はほとんど同じでマイルドに原音を忠実に包む感じなのですが、3台とも音に張りが出て、芯が前に出る出る!前に出るというよりは音が鋭くなるんですよね。鋭くなった音は、次につなぐエフェクターにも影響がありました。
両機ともに LAND GRAFFを繋いで試してもみた のです が、艶が増して高音域が微妙に細くなります。両方とも本当に素晴らしい一台です。クリーンだけで使用するなら下手にブースターとしても使えそうなくらいでした。カッティングすれば鼻血が出そうなくらい良い音になります。しかし…ROSS2台。、いや、オリジナルのほう。。ノブを12時以降に回すととんでもない事になります。w音がつぶれてボロボロ。。ROSS
by keeleyは、それよりはちょっとマシな感じでしょうかねぇ。どちらにしても、原音の輪郭が潰れない極限の設定だと、コンプってこんなに良いエフェクターなのかぁ...と思ってしまいますね。