LANDGRAFF vs CROSS FIREU Over Drive対決











LANDGRAFFとは、世界で最も高い評価と定価(笑)を誇るコンパクトサイズのペダルです。オラが持ってるのは #505で、ジーパンみたいなシリアル N0.の OverDriveです(笑)。 対する CROSS FIRE-IIは最近注目されてきている渋谷楽器店製作のオリジナル OverDriveです。どちらのペダルもハンドワイアリング(Point to Point)と言われる、プリント基盤を回路に使用せず、部品の足を直接ハンダで繋ぎ合わせる...という方法で製作されています。CROSS FIRE-IIを見つけたのはヤフーオークションで、2005年の1月の初め だったかな?先代の CROSS FIRE も気になっていたところに『 30台限定:ハンドワイアリング CROSS FIRE-II』と出品されていたので、サクっと落札してみました。だから、現在販売されている CROSS FIRE-II はプリント基板仕様になっています。ハンドワイアリングされているだけでも魅力なのですが、鉄板 BODYの焼付け塗装など、価格を見ると非常に安く感じる品で非常に満足する結果になりました☆

★比較に使用したのは、[ Fender Jazzmaster ]→[ Providence(シールド)]→[ Keeley Katana Booster]→[ Western Electric(パッチ)]→[ LAND GRAFF or CROSS FIRE-II]→[ Western Electric(パッチ)]→[ VOX:AC-30 ]です。

★まず初めから驚きました、歪み方がほぼ同じです!!それはなぜかというのは最後に裏蓋を開けてみて判ったのですが、回路が同じなんですねぇ。。画像 3枚目を見ると、パーツは違うけど同じ構造と回路だということが判ると思います。 ただ、3モードスイッチが LAND GRAFFでは上から『ダンブル・マーシャル・TS-9』の順に並んでますが、CROSS FIRE-IIはそれが『マーシャル・ダンブル・TS-9』の順で並んでいます。 しかしやはりどのモードも表情が本当に似ています。当たり前ですが(笑)。 ただ、CROSS FIRE-II はLAND GRAFF ほど『艶』を持っていなくて、コンプ感もちょっと少ないです。他のペダルに比べると艶々してる方ですので、あくまで LAND GRAFF だけとの比較ですのでご注意を。

★多分どの歪系ペダルも同じだと思いますが、弾き手が「気に入る・気に入らない」の最も大きな理由はこの「コンプ感」ではないでしょうか。DRIVEツマミを MAXにして「足りね〜な。。」って人はいないでしょうさすがに。受け入れられやすいコンプ感と受け入れられにくいコンプ感ってのは確実に存在してると思います。その点で言うと CROSS FIRE-IIの BROWNモードだけは、LAND GRAFFよりオラ好みですね。コンプ感が少ないので低音がシャープに出るんですよ。それが絶妙といえるコンプ感なんですよね☆実にすばらしい♪ LAND GRAFFは全体的にコンプ感が強く、個性的っちゃぁ個性的なんですが、好みが偏る理由かもしれません。BOSSなどは、誰がどのアンプでどういう弾き方をしても「使える」ように製作されているのでないでしょうかねぇ。そんな印象が強いです。

★さて、コンプ感のことばっかし書きますが、コンプ感が強いとどういう状況になるのか・・・それを試す為に Keeleyのkatana Booster(クリーンブースター)を繋いでみます。一緒にいた楽器屋AIRBAG:時田さんも驚かれてましたが、クリーンの状態でカタナを ONにするとちょうど音量が2倍くらいになるように設定して、いったん OFFにします。それから LAND GRAFF を ONにした後にもっかいカタナを ONにすると?....歪みと艶が増えるだけで音量がほぼ変わらないんですよね。つまりその状態のまま LAND GRAFFを OFFにすると、とんでもない音量でクリーンが出てるわけですねぇ。。なんでなのか理論的には説明できませんが、この現象はペダルが持つ「コンプ感」に比例しています。つまり、CROSS FIRE-IIだと、カタナを踏んだ時にちょっとだけ音量が上がります。 オラが LAND GRAFFを『頑固』だという意味はそこにもあります。誰とも話をしようとしないんですねぇ。。一匹狼です。一匹でなんとかなるからコイツはすごい。

★結局比較した文章になったかどうかってのは微妙なんですが、この 2つのペダルは本当に似ていて、ただパーツに違いから音の輪郭に差が出てるのではないでしょうかねぇ。まぁ、普通に買うなら CROSS FIRE-II がどれだけお得な ことか!! LAND GRAFFの評価は「定価」ありきで考えてしまいますからねぇ。。なんでこんなに高いんだろう(笑)。って事で、こんな感じでしょうかね。。。終わります。。って終わる前にですね、この2つのペダルを含め、古い部品を使っているモノは同じペダルでも表情に差があります。つまり同じ LAND GRAFFでも音に違いがある...ってことです。自分が持ってるのが「当たり」か「外れ」なのかは、基本的に弾き手の好みの問題だと思います(爆) 例えばネットのエフェクターサイトを見てると、Klonのケンタウルスを『全然使えません』と言ってる人は、いったいどういう環境で音を出したのか疑問で仕方ありません。オラから見るとね。

★★極論★★ 本当にオラだけの仮説ですが、『 LAND GRAFFがこの大きさでもここまでの音になった理由』とはですね、個体の大きさにあると思うんです。それが LAND GRAFFの持つ『艶』の絶対的な理由に なってるはずなんですよ。 ホンダ・サウンド・ワークスの本田さんは「エフェクターのBODY材でも音が変わる」と言っていますが、オラはもっと確実な理由として、内部の配線の短さと、使用しているハンダの量….コレにあると睨んでいます。(笑) 部品間が狭いと、単純に配線材を音が通る度におこる劣化が減り、なおかつ足と足をつなぐハンダもLANDGRAFFに使用されているような銀入りハンダであれば、その部分で艶が失われないままOUT ジャックまで持ってこられる….そう思います。 事実、オラのLes Paul のトーンポットをセレクター位置に改造するため、いろんな手段を試みましたが、最終的にコンデンサーの足からセレクター位置に配置したトーンポットまでをハンダで配線する事にしました。いろんなハンダを試してみる度、音も違うし、コンデンサーの表情も変わったんですよ。最終的にコンデンサーの表情を一番美味く味付けしたのはKesterの銀入りハンダでした。 ま、あくまで推論ですが、ナッソのハンダとかでエフェクターを作ってみたいですねぇ。。
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